セリュックスラヴァーウェディング(CELUX LOVER WEDDING)
Cut カット:研磨
カットとは、宝石のデザイン、形状のことです。カットとシェイプを混同されている方が多いようですが、カットはダイヤモンドの全体的な形のバランスと研磨の仕上げの状態を表します。
カラー、カラット、クラリティは自然によって決定しますが、カットだけは、熟練した職人の技により決まります。最新の技術と、経験に裏付けられた職人技によってバランスよくカットされたダイヤモンドは、光をよく取り込み、きらめきを増幅させて、限りなく価値を高めます。原石の研磨は、まさに芸術なのです。
ダイヤモンドのカットグレードは、上から順に「EXCELLENT」「VERY GOOD」「GOOD」「FAIR」「POOR」の5段階に分かれています。
プロポーション(総合評価)とフィニッシュ(仕上げ)、シンメトリー(対称性)によってグレードが決定しますが、その3つ全てがEXCELLENT評価の、3EXCELLENT(トリプルエクセレント)は、非常に希少性の高いダイヤモンドです。通常3EXCELLENTでは、殆どがH&C(ハートアンドキューピット)の現象が出ますが、中にはH&Cの出ないものも存在します。この場合、数値的には3EXCELLENTの基準に合致していても、拡大写真で見ると正確でない可能性があるため、3EXCELLENTご購入の場合は、H&C(ハートアンドキューピット)の出ているものをおすすめします。
H&C(ハートアンドキューピット)とは、クラウン側(上部)からみると8本のキューピットの矢(アロー)、パビリオン側(下部)からは8個のハートの模様が見られる現象のことで、ダイヤモンドグレーディングレポートにサブレポートが付属されます。H&C(ハート&キューピット)は、1ピースが0.1Ct未満のダイヤモンドルースには交付されません。